先週に続きカシオの製品の紹介をしていきます。今回は三種類のブランドを紹介します。前回と同様、個性豊かな機種が揃っています。
製品紹介
カシオが発売しているスマートフォンリンク付きのブランドは、G-SHOCK以外では四種類あります。それが「OCEANUS」「EDIFICE」「SHEEN」「BABY-G」です。OCEANUSについてはスマートフォンを利用して時間を合わせる機能以外を使っていないので、今回はそれ以外の三種類について紹介します。今回も用途に特化した機種が混じっています。
製品一覧
EDIFICE（エディフィス）
EDIFICEは、「Speed & Inteligence」をイメージに掲げ、スポーティと機能美を両立させた男性向け時計のブランドとなっています。それぞれのモデルによって異なるコンセプトが付けられています。
EQB-800
早速変わった用途が想定された時計の紹介です。EQB-800はモータースポーツ向けの時計となっており、プロレーシングチームの監修のもと作られたとか。レース用の機能として、「ターゲットタイムインジケーター」が搭載されています。時間測定をしているときに、事前に目標タイムを入力しておけば、そのタイムが近づいたときにカウントダウンして教えてくれるというものです。ラップタイムの練習に便利な機能となっています。
EQB-900
EQB-800と同様レーサー向きの機種。EQB-800と異なる点として、小型化であることとLEDライトによる視認性の向上が挙げられます。
ECB-800
これもレーサー仕様。EQB-800と基本的に機能は同じですが、ディスプレイの搭載によりさらに使いやすい工夫がされています。ディスプレイではラップタイムの推移や最速ラップの確認をすることができます。
EQB-501
スタンダードな機種。「デュアルダイヤルワールドタイム」という機能をウリとしており、右下の時計盤で別の都市の時間を常にチェックすることができます（ただしシチズンでは多数の機種に搭載されており、珍しい機能ではありません）。
EQB-600
デュアルダイヤルワールドタイムの時計盤が地球儀のデザインに。性能は基本的にEQB-501と同じです。
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- 出典：CASIO
EQB-700
立体感のあるデザイン。性能は基本的にEQB-501と同じです。
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- 出典：CASIO
定価は3.5万~5万円（税抜き）。ミドルレンジの機種となっています。
SHEEN（シーン）
SHEENは女性向けのブランドで、機能性と洗練されたデザインを兼ね備えたメタルウォッチを取り扱っています。EDIFICEと同様、デュアルダイヤルワールドタイムが搭載されています。
定価は4.4~5万円（税抜き）。
BABY-G
G-SHOCKの女性向けブランドです。特徴としてステップトラッカー機能が付いています。歩数だけでなく、消費カロリーや行動エリアの表示など色々なデータを見ることができます。
定価は1万5500円（税抜き）と比較的安めの価格となっています。
まとめ
カシオのスマホ連携機種は、G-SHOCKと同様あまり機能は多くありません。一方で時計としてのこだわりを持って作られており、機種によって豊かな個性を持ったものが揃っています。
また、今回は紹介していないですが、カシオはアウトドア向けのスマートウォッチである「PROTREK Smart」も売り出しています。カシオは携帯電話や電子辞書など電子機器も強く、シチズンと異なり最近のトレンドを意識したラインナップが実現できています。今後も今後も面白い機種を出してくれることに期待しようと思います。
スペック一覧
| EDIFICE | SHEEN | BABY-G | |
| 電池持ち | ソーラー | ソーラー | 約2年 |
| 防水 | ◎（10気圧） | ○（5気圧） | ◎（10気圧） |
| 秒針 | ○ | ○ | △*1 |
| 日付確認 | ○ | ○ | ○ |
| 活動トラッキング | × | × | ○ |
| 睡眠トラッキング | × | × | × |
| 心拍測定 | × | × | × |
| 通知機能 | △*2 | × | × |
| カメラシャッター | × | × | × |
| 音楽プレーヤー | × | × | × |
| スマホ紛失防止 | ○ | ○ | ○ |
| 目覚まし | ○ | × | ○ |
| ディスプレイ | △*3 | × | ○ |
| 価格 | 3.5万~5万円 | 4.4万~5万円 | 1.55万円 |
- *1 秒針はないがアナログ時計で秒の確認が可能
- *2 EQB-501のみメールの新着確認が可能
- *3 ECB-800のみ液晶ディスプレイあり
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