「vivomove HR」の良さを全て引き継いだ後継「vivomove Luxe/Style/3/3S」に期待大!

ハイブリッドスマートウォッチの需要として、運動データの測定があります。その中で、機能の豊富さに定評のあるガーミンが新製品を発表しました。しかもラインナップは4種類。全体的に前モデルをさらにパワーアップした製品で期待できそうです。情報が出始めたのでいち早く紹介しようと思います。

ガーミンの紹介

ガーミンはアメリカの企業で、GPS 技術を中心に様々な製品を送り出してします。その中で力を入れている事業の一つがウェアラブル機器です。サイクリング、ジョギング、トライアスロン、水泳、ゴルフ、ハイキングなど様々なスポーツに特化した製品をリリースしており、現在も精力的に製品を作り出し続けています。

ハイブリッドスマートウォッチについては、2016年6月に「vivomove」、2017年12月には「vivomove HR」を発売しました。vivomove は発売終了となりましたが、vivomove HR は多様な機能(ディスプレイ付き、心拍測定可能など)とシンプルなデザインが人気を博し、現在でも売れ筋商品となっています。詳しくは以下のページをご覧ください。

ガーミンvivomoveはスタイリッシュで運動記録に最適!
活動の記録に力を入れているハイブリッドスマートウォッチといえばノキアのSteelが有名ですが、もう一つ大きな対抗馬が存在します。それがサイクリングコンピュータやアウトドアウォッチで定評のあるガーミンによる製品"vivomove"です。

製品紹介

今回発表された新製品は、「vivomove Luxe」「vivomove Style」「vivomove 3」「vivomove 3S」の4種類になります。いずれも性能は大体同じです。

デザイン

vivomove 3」(写真下左)と「vivomove 3S」(写真下右)は、前回の「vivomove HR」に近いデザインです。大きさは3Sのほうが小さくなっています。

  • vivomove 3  :文字盤の大きさが44mm
  • vivomove 3S:文字盤の大きさが39mm

色合いも 3S のほうが女性を意識したものになっています。

一方「Luxe」(写真下左)と「Style」(写真下右)は、ディスプレイが二つに増えました。さらにディスプレイはカラーに進化しました。その他にも微妙に違いがあります。

  • vivomove Luxe:サファイアガラス、ステンレス、研磨仕上げ
  • vivomove Style:ゴリラガラス、アルミ、サテン仕上げ

簡単に言うと、Luxe は艶ありのデザイン、Style は艶消しされたデザインになります。Luxe のほうが頑丈で高級感のある造りです。

機能

まずは全モデルに共通して付いている機能です。主要な機能一覧を HP より引用します。

  • スマート通知(Smart Notifications)
  • カレンダー表示(Calendar View)
  • 運動トラッキング(Fitness Tracking)
  • ボディバッテリー(Body Battery)
  • ストレス計測(Stress Tracking)
  • 心拍計(Heart Rate)
  • 水分量トラッキング(Hydration Tracking)
  • 睡眠トラッキング(Sleep Tracking)
  • タイマー、ストップウォッチ(Timer and Stopwatch)

Garmin vivomove の公式 HP より引用)

vivomove HR と同様、運動関連の機能がとても充実しています。ハイブリッドスマートウォッチの中では断トツの多さです。

一方、vivomove Luxe と Style のみについている機能はこちら。

  • Garmin Pay

Garmin vivomove の公式 HP より引用)

いわゆる電子マネー機能(NFC)です。Garmin Pay に対応したスマートウォッチは日本ですでに発売されており、現在マクドナルドやローソンなど色々な店舗で使うことが可能です。マラソンやウォーキングのときはできるだけ荷物を持ちたくないので、運動後にかざすだけで飲み物が購入できると考えるとなかなか便利そうです。

電池持ちは全モデル5日間で、前機種 vivomove HR と同じです。

vivomove HR との比較

アクティビティ関連の機能は増えています。一番嬉しいのは、「GPSトラッキング機能」が付いたことです。今まではランニングなどの記録の際に位置情報が対応していませんでしたが、これによりスマホのGPS機能を使って経路を記録できるようになりました。

もう一つ気になるのは、「Pulse Ox」いわゆる血中酸素濃度です。血中酸素濃度がわかると、心拍機能の異常や無呼吸症候群の検知ができる可能性があります。心拍数からどこまで正確な値が出るかはわかりませんが、ガーミンの他モデルにも載っている機能なのでそれなりに精度は出ると考えていいでしょう。その他にも、呼吸数やインターバルトレーニング機能など、細かい機能が色々増えているようです。

逆に減ったのは、ガーミンの全天球カメラ「VIRB」のリモート操作機能ぐらいです。全体的にパワーアップしたと見て良さそうですね。

製品一覧

vivomove Luxe

高級感を売り出している Luxe はベルトにもこだわりがあり、革と金属の2種類が用意されています。なお、一番左の金色のモデルは公式ショップで販売されていませんでした。写真には載っているのであとから追加される可能性が高いです。vivomove 最上位モデルなだけはあり、価格は5万~5万4000円と高めです。

vivomove Style

Style のバンドはナイロンやシリコンなどが使われており、よりスポーティーなデザインとなっています。価格は3万6000~3万9000円。

vivomove 3

スタンダードモデル。色もシルバーとブラックの2色でシンプルです。価格は3万円。

vivomove 3S

vivomove 3 を小型化したモデル。女性が使いやすそうなデザインが揃っています。価格は vivomove 3 と同じで2万8000円です。

まとめ

ガーミンの vivomove シリーズは、今回発表されたモデルにより正統進化しました。全体的に価格が高めなのは気になりますが、前モデルの良い評判を踏まえると買いだと言えそうです。特に運動をしている人には文句なしにオススメです。

スペック一覧
Luxe/Style/3/3S
電池持ち 5日
防水
秒針 ×
日付確認
活動トラッキング
睡眠トラッキング
心拍測定
通知機能
カメラシャッター ×
音楽プレーヤー
スマホ紛失防止
目覚まし
ディスプレイ
リンク

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