3月28日、シンガポールの企業オアキシスのハイブリッドスマートウォッチ “Timepiece” がアマゾンで予約販売開始となりました。Timepiece のウリは心拍数機能とそのデザインです。今回はそんなオアキシス初のハイブリッドスマートウォッチを紹介します。
オアキシスの紹介
オアキシスは2010年に創業のシンガポールの新興企業です。モノクロスクリーン付きのiPhoneカバーや360°スピーカー、アクティビティトラッカーなど多彩なガジェットを売り出しています。オアキシスのこだわりはデザインにあります。どの製品も内容だけでなく新しいデザインを模索しており、世界的な権威のある “iF Design Award” をのべ8回も受賞しています。
そんなオアキシスが新しく開発したのがハイブリッドスマートウォッチ “Timepiece” です。2018年11月にキックスターターでプロジェクト始動。無事プロジェクトが成立し、配送まで行われました。
製品紹介
本製品の一番の特徴は心拍数と電池持ちが両立できていることです。ハイブリッドスマートウォッチで心拍数が付いているのは珍しいです。また、心拍数は光センサを使うため電池の消費が多くなるデメリットがあります。Timepiece は心拍センサがありながら1ヶ月のバッテリーを実現しました。心拍測定付きで電池持ちに定評のあるウィジングス Steel HR の25日と比べるとその優秀さがわかるかもしれません。
一方性能全般を見ると、Steel HR よりも少ないものとなっています。歩数や睡眠情報のトラッキング、通知や目覚ましなど基本的な機能は揃っているものの、アクティビティの自動認識や測定機能はありません。心拍数はスポーツ向けの機能なので、それらの機能がないのはとても惜しく感じられます。
次にデザインを見てみます。外見は長針短針とディスプレイのみとシンプルで、カジュアルからフォーマルまで幅広く使えるものとなっています。また高級感もあり、さすがオアキシスといったところです。一方ディスプレイ部分が円形に見えて、実際に表示されるのが四角なところが少し気になりました。
製品一覧
製品は全部で4種類です。文字盤の大きさは38mmと41mmがあり、自分のサイズに合わせて選ぶことができます。
価格は38mmが1万8,840円、41mmが2万1,380円と比較的お手頃となっています。
まとめ
Timepiece は心拍機能がありながら電池持ちに優れた完成度の高いハイブリッドスマートウォッチです。一方デザインと性能が似ている Steel HR と比べると物足りなくなる部分もあります。心拍数機能を使いたい一方でスポーツの記録をしない人にはピッタリの機種です。
スペック一覧
Timepiece | |
電池持ち | 30日 |
防水 | 〇(3気圧) |
秒針 | × |
日付確認 | × |
活動トラッキング | 〇 |
睡眠トラッキング | 〇 |
心拍測定 | 〇 |
通知機能 | 〇 |
カメラシャッター | × |
音楽プレーヤー | × |
スマホ紛失防止 | × |
目覚まし | 〇 |
ディスプレイ | 〇 |
価格 | 1.9~2.2万円 |
参考文献
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