バンド部分を本体に。新しい発想で生まれたソニーの wena wrist 紹介

今回はいつもと毛色の違ったハイブリッドスマートウォッチの紹介です。紹介するのはソニーの wena wrist。バンド部分が本体になっているため、文字盤の制約がなく自由なデザインを楽しむことができます。

ソニーの紹介

ソニーは皆さんおなじみの日本を代表する企業です。ソニーが強みを持つ事業の一つに電気機器があります。ウォークマンやプレイステーションなど新しい分野に積極的に挑戦し新しい市場を切り開き続けています。

ウェアラブル機器も例外ではありません。2012年には、アップルウォッチよりも一足先に一般的なスマートウォッチと同じようなデザインの “SmartWatch” を発売しました。しかし売れ行きは微妙だったのか、その後も後継機種を発売したものの、2014年の “SmartWatch4” を最後に新製品が途切れていました。

Sony SmartWatch MN2

出典:Sony

そんな中で2015年に発表されたのが wena wrist です。wena wrist は社内ベンチャーのプロジェクトから生まれたもので、バンド部分に機能を内蔵するという画期的なコンセプトで大きな話題になりました。その結果プロジェクトは大成功。なんと1億円以上が集まり、2016年に発売されました。さらに2018年には新製品を3種類発売し、さらに使いやすくなりました。

製品紹介

wena wrist の一番の特徴は、文字盤を自由に選べることです。公式ショップで購入する際は、多様な文字盤が用意されており自由に選ぶことができます。

wena wrist

出典:wena

また、汎用的な規格を使っているため、wena wrist のバンドのみを購入し文字盤は別の時計を使うこともできます。このように、時計の良さを全く損ねることなくスマートウォッチとして使うことができるのは他機種にない強みとなっています。

実際文字盤の自由を活かし、セイコーなどの企業から手塚治虫作品まで色々な企業やブランド、作品とコラボを行い多様なモデルを売り出しています。最近はエヴァンゲリオンとのコラボを発表したばかりで、今後も多様なモデルが期待できるのではないでしょうか。

次に機能を見ていきます。wena wristの基本的な機能は「電子マネー」「通知」「活動ログ」の三つです。ハイブリッドスマートウォッチの枠組みで考えると機能は少ないですが、電子マネー機能は珍しいです。

注意点としては、バッテリーが1週間程度であることと、機能が少ないことです。また、後ほど紹介する機種によって機能が増減しているので、検討の際は自分のニーズと比較して考えるのがいいと思います。また、電子マネーは規格が複数種類あるので、目的のモデルがその決済に対応しているか調べておくのが安全です。

2015年発売

wena wrist(初代)

2015年に発売された初代の wena wrist は、先ほどの三種類の機能が搭載されています。通知は振動とLEDで行われます。

2018年発売

wena wrist pro

wena wrist の正統な後継に位置している機種です。wena wrist よりもさらに軽量・薄型を実現し、さらに小さいディスプレイを搭載しました。これにより通知の内容が見えるようになりました。また、睡眠トラッキングアラーム機能が追加され、より生活に寄り添った使いかたができるようになりました。

wena wrist active

スポーツ向けのモデルで、シリコンバンドになっています。性能はproの上位互換です。心拍センサGPSが内蔵されており、スポーツ時に多彩なデータを取れるようになりました。例えばランニング時には、速度や位置、心拍数など多角的なデータを記録することができます。また、スポーツ時に邪魔にならないよう、文字盤を外して普通のアクティビティトラッカーのように使うこともできます。それだけ機能を詰め込んでもバッテリー持ちは他機種と同じ1週間を実現しています。

wena wrist leather

proとactiveは高機能化でしたが、leatherは逆に機能を減らしたものになります。機能は電子決済機能のみ。その代わり電池切れはありません。また、バンドは金属でなくこだわりの工程で作られた革になり、サイズ幅の選択肢も3種類に広がりました。

まとめ

wena wrist はバンド部分に機能を詰め込むことで、新しいハイブリッドスマートウォッチを実現しました。特に active はアクティビティトラッカーとしても十分な機能を持っており、なかなか興味深い製品になっています。シンプルな分使いやすそうで幅広い人におススメできるのではないでしょうか。

スペック一覧
  wena wrist pro active leather
電池持ち 約1週間 約1週間 約1週間
防水 〇(IPX5/IPX7) ◎(5気圧) 〇(3気圧) 〇(IPX7)
秒針
日付確認
活動トラッキング ×
睡眠トラッキング × ×
心拍測定 × × ×
通知機能 ×
カメラシャッター × × × ×
音楽プレーヤー × × × ×
スマホ紛失防止 × △* △* ×
目覚まし × ×
ディスプレイ × ×
価格(税別)** 3万~3.4万円 3.5~3.7万円 3万円 8.4万円

*アプリ “MAMORIO” と連携することで wena wrist の位置を検索することが可能。

**公式ショップのバンドのみの価格を参考に記載。

参考文献
  • wena(公式HP)
  • wena(First Flight)

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