G-SHOCKのスマホ連携モデルが独自の進化を遂げている(カシオの機種紹介1/2)

カシオは「ハイブリッドスマートウォッチ」をいう括りでは機種を発売していないものの、「スマートフォンリンク」と言ってスマートフォンと通信する機能が搭載されている機種は多く出しています。今回詳しく調べてみたところ、とても多彩な機種を出していることが明らかになりました。そこで、2回に分けてカシオのハイブリッドスマートウォッチを紹介していきます。今回は「G-SHOCK」の機種をピックアップします。

カシオの紹介

カシオは1946年に創業し、最初は顕微鏡の部品を作る下請け工場でした。飛躍のきっかけは1957年に発売した計算機(電卓)です。その後カシオは計算機を軸に成長していきます。そして1971年、画期的な価格と小型化を達成した「カシオミニ」が大ヒット。企業としての地位を確固たるものにしました。その後成長に伴い、カシオは時計、ゲーム、デジタルカメラ、楽器、携帯電話、電子辞書など様々な分野に進出していきます。

QW02

出典:CASIO

時計への参入は1974年のこと。最初に発売したのは「カシオトロン」というデジタル時計でした(写真上)。1983年にはG-SHOCKを発売。薄型がもてはやされる中で最初は話題になりませんでしたが、その頑丈さが90年代前半に話題になりヒット。今ではG-SHOCKと聞いて誰もがあのフォルムを思い浮かべるまでに成長しました。

意欲的に事業を広げていくカシオ。スマートフォンと時計の連携を始めたのも2012年と早めでした(GB-6900)。その勢いは衰えず、現在も時計とスマートフォンを連携するモデルを精力的に送り出し続けています。

製品紹介

カシオのスマートフォンと連携する時計は様々なブランドから出ており、それぞれ異なったコンセプトのもと個性的な機種が揃っています。型番を数えてみると三桁に届きそうな数だったため、複数回に分けて紹介します。今回は、その中のG-SHOCKについてです。

最初のG-SHOCKはデジタル時計でしたが、現在はアナログやアナデジ両方のタイプも作られています。本サイトでは「文字盤がアナログ」であることをハイブリッドスマートウォッチの定義としているため、アナログ時計が含まれている機種のみを詳しく紹介します。

さて、G-SHOCKのハイブリッドスマートウォッチを見ていきます。全機種で共通しているのは、頑丈さです。一般的なハイブリッドスマートウォッチは3または5気圧の中で、G-SHOCKはすべて20気圧。壊れる心配はかなり少ないのではないでしょうか。また、バッテリーは多くが太陽光発電となっており、長期間の駆動が可能となっています。一方ハイブリッドスマートウォッチとしての機能を見ていくと、シチズンと同様少なめとなっています。基本的に(一機種を除いて)アクティビティトラッカーの機能はなく、通知機能もありません。一方で、一般的なG-SHOCKの機能としてタイマー、ストップウォッチ、アラームはしっかり付いています。

製品一覧

ハイブリッドスマートウォッチに当てはまるG-SHOCKの機種は多くありますが、そのコンセプトは主に二つに分けられます。一つはG-SHOCKのウリである頑強さとデザインを追求した「正当型」、もう一つは特定のコンセプトを持った「特化型」です。それでは、順番に紹介していきます。

特化型

G-STEEL(GST-B100)

タフさを追求した機種。右下の三機種はカーボン素材が使われています。

価格は定価が5万5000円~8万5000円(税抜き)と幅があります。

MT-G(MTG-B1000)

メタルな外装と頑強さの共存を実現した高級機種。

定価は9万円~12万5000円(税抜き)と高級機種らしい価格となっています。

MR-G(MRG-B1000)

「誇り」をコンセプトに掲げられた高級機種。

定価は26万円~30万円(税抜き)。上位機種のため、通販ではあまり売られていないようです。

特化型

GRAVITYMASTER(GR-B100)

「パイロットウォッチ」と銘打ち、過酷な条件でも壊れないよう加速度に強い堅牢な設計がなされ、さらにパイロットに必要な独自の機能が搭載された機種となっています。具体的には、暗くなった時にライトを自動で点ける「オートライト」や、指定したアラーム時間までどのぐらい残っているかを示してくれる「カウントダウンアラーム」といったものがあります。また、スマホ側のアプリでは時間と位置の履歴を取ってくれる「フライトログ機能」も搭載されています。

定価は4万円~4万2000円(税抜き)です。

GRAVITYMASTER(GPW-2000)

GR-B100をさらに頑丈、高級志向に作り上げられたパイロットウォッチです。

定価は10万円(税抜き)。

G-SQUAD(GBA-800)

スポーツに特化したモデルです。歩数計が内蔵してあり、目標までの割合を見ることができます。さらに、ストップウォッチでラップを測ることができたり、指定した時間ごとに通知できたりと、インターバルトレーニングのお供に最適です。

価格は1万3500円~1万8500円と比較的お手頃となっています。また、今回は紹介しませんが、アナログ時計のみのモデルも6種類あります。

G’MIX(GBA-400)

G7MIXは音楽を楽しむためために作られた機種です。多くのハイブリッドスマートウォッチが対応している音楽プレーヤーの操作だけでなく、知らない曲が流れているときに音から調べることができます。また、イコライザの設定を時計側で変えることができたりと、細かい機能が多数あり日本のガラケーのような面白さがあります。

定価は2万3000円(税抜き)。左上の二機種(金,銀)以外は生産終了となっているのでご注意ください。現時点ではまだ通販サイトでは売られている色が多そうです。

まとめ

カシオは以前から時計とスマートフォンの連携に力を入れており、個性豊かで多くの種類が発売されています。一方でハイブリッドスマートウォッチとしての視点で見ると、機能は少なめだと言えます。よって多機能ではなく個性を求めている人にはピッタリなのではないでしょうか。また、今回紹介したG-SHOCKは、時計のデザインにスポーティな要素を求めている人には特におすすめです。

スペック一覧
  G-STEEL MT-G MR-G GR-B100 GPW-2000 G-SQUAD G’MIX
電池持ち ソーラー ソーラー ソーラー ソーラー ソーラー 約2年 約2年
防水 ◎(20気圧) ◎(20気圧) ◎(20気圧) ◎(20気圧) ◎(20気圧) ◎(20気圧) ◎(20気圧)
秒針 × ×
日付確認
活動トラッキング × × × × × ×
睡眠トラッキング × × × × × × ×
心拍測定 × × × × × × ×
通知機能 × × × × × × ×
カメラシャッター × × × × × × ×
音楽プレーヤー × × × × × ×
スマホ紛失防止 × ×
目覚まし
ディスプレイ × × × ×
価格 5.5~8.5万円 9~12.5万円 26~30万円 4~4.2万円 10万円 1.35~1.85万円 2.3万円
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